高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が、6年ぶり2度目の頂点に立った。

 5-7で迎えた7回、「新・健大打線」がつながり、打者一巡の猛攻で7点を奪って試合を決めた。青柳博文監督(45)は「最後まで諦めないで戦ったことを、評価したい」と話した。

 打線に注目が集まる一方で、投手陣も奮起した。先発した吉田翔投手(2年)は1回途中2失点で降板。1死一、三塁からマウンドに立った久保田悠斗投手(2年)が、連続三振で見事に抑え、流れを断ち切った。

 6回に打者一巡の猛攻を受けて5失点したが、7回から登板した清水達哉投手(3年)が3回を5安打3失点にまとめ、継投で逃げ切った。青柳監督は「久保田が(初回を)2失点に抑えたことが勝因。(今年は)投手陣が課題でしたが、今日の3人の投球が、夏に生きていくと思う」と手応えを口にした。