沖縄大会では4番遊撃手で投手も兼ねる未来沖縄・宜保翔内野手(3年)が投打でプロ注目の力を発揮した。沖縄工戦に先発し5回3安打無失点。打っては4打数2安打1盗塁。7-0で7回コールド勝ちの原動力となった。同じ遊撃手兼投手で今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)と比較される逸材が好スタートを切った。

 ◆DeNA稲嶺スカウトのコメント 足肩がそろい、これから体を鍛えれば楽しみ。(プロでは)遊撃手として見ているがセンスがある。身体能力が高く、ボディーバランスがいい。

 ◆中日三瀬スカウトのコメント 上(プロ野球)でやるチャンスは十分あると思う。遊撃手として評価をしているが、投手の能力も高くおもしろい存在。

 ◆日本ハム原田スカウトのコメント 野手として見ているが投手でもうまい。打ってもいいね。野球のセンスがある。潜在能力があり将来が楽しみ。