第100回全国高校野球選手権記念福島大会(7月7日開幕、いわきグリーンスタジアムほか)の組み合わせ抽選会が26日、郡山市内で行われた。聖光学院が、12年連続の甲子園に挑む。

 12年連続出場に挑む聖光学院は、初戦(2回戦)で安達との対戦が決まった。矢吹栄希主将(3年)は「自分たちで途切らせてしまう怖さや危機感もあったが、今は結果や勝ち負けでなく、やり切ることだけ考えられている。不安はない」。相手にかかわらず、1戦1戦を強い気持ちで戦うことを強調した。春の県大会決勝では福島商を18-3と圧倒し、東北大会の秋春連覇も達成。複数いた主力のケガ人も復帰し、万全の状態だ。「どの相手も自分たちを倒そうと、危機感を持っていることは分かっている。聖光学院に携わっていただいている、すべての人の思いも背負う」と意気込んだ。