青藍泰斗・益子京右捕手(3年)が、プロが注目する能力の片りんを見せた。

 初回の1打席目は四球で出塁したが、その後の4打席は凡退。盗塁を許す場面もあり「チャンスで打てなかったですし、盗塁も刺せなかった。全部最悪でした」と悔しそうに振り返った。

 それでもスタンドには複数球団が熱視線。5回の守備で一塁走者が飛び出るとすかさず二塁へ好送球した。二塁への自己最速送球タイム1・72秒を誇る鉄砲肩にスタンドはどよめいた。

 2回戦は13日に佐野と宇都宮の勝者と対戦する。「結果だけではなく、内容も求め、この(チームの)勢いに乗っていきたい」と切り替えた。