市立船橋が3回5点、4回に5点と集中打で得点し5回コールドで勝利した。

 4回裏に右越えの2点本塁打を放った宮崎紘外野手(3年)は、「春の県大会では打線が奮わずに負けた。それからはずっと打撃を中心に練習してきました」と振り返る。その一番のポイントは「基本に返る」。ボールを長く見て、センターからレフト方向に打ち返す。全員が徹底した意志統一の下、平日約5時間の練習時間の中で約500本を振り込んだ。その成果が、14安打12得点で初戦突破に結びついた。

 宮崎は、「基礎にかえり、しっかり振ることができてよかったです。2回戦からも、きっちりやることをやって戦い抜きたい」と、気持ちを新たにしていた。