岡山大会が開幕し、開会式では西日本豪雨の犠牲者に黙とうがささげられた。

 岡山は水没地域となった倉敷市真備町など、県内で大きな被害を受けた。選手宣誓を務めたのは作陽の橋本龍太主将(3年)。「先日の豪雨によって、岡山県は甚大な被害を受けました。まだ避難をして苦しい生活を余儀なくされている方々もたくさんおられます。その中で、私たち高校球児がこの大会を通じて被災者の方々に、勇気と感動を与えます」と宣誓。作陽には直接的な被害にあった選手はおらず、橋本主将は「こうやって野球をさせてもらっていることに感謝したい」と話した。

 岡山大会は当初3会場で行われる予定だったが、倉敷市営球場が自衛隊の活動拠点となるため、急きょ2会場で日程が組み直された。