3連覇を狙う横浜が、ドラフト候補とスーパールーキーの活躍で好発進した。

 中学時代にU15に選出され、佐倉シニアで日本一に輝いた度会(わたらい)隆輝内野手(1年)が「2番左翼」で公式戦デビュー。初回に1死二塁で放った二塁への当たりが失策を呼び先制点となり、第2打席も2点目につながる内野安打を放った。父で元ヤクルト(現球団職員)の博文さん譲りのハツラツプレーで、4打数2安打し勝利に貢献した。

 チームをけん引する3年生のドラフト候補で4番の長南有航外野手(3年)はダメ押しの3ラン含む2安打4打点。「打った瞬間いくと思った」と笑顔を見せた。「6番中堅」の万波中正外野手(3年)は2安打。「練習でも調子が良かった。そのままの状態で入れた」と手応えを感じていた。