第100回全国高校野球選手権記念大会の関連イベント「第100回つなぐ始球式始球式リレー」が、西千葉大会3回戦の第1試合開始前に行われ、習志野OBで第49回大会(1967年)の優勝投手、同校監督としても第57回大会(1975年)に全国制覇を果たした石井好博氏(69)が投手を務めた。

 偶然にも第1試合では習志野が登場。石井氏は後輩にあたる川島直之捕手(3年)に直球を投じた。捕手の約1メートル前でワンバウンドしたものの、ボールは川島のミットにきれいに納まった。20年ぶりに習志野のユニホームに袖を通したという石井氏は「ボールを握ったのは久しぶり。昔を思い出しますね」と久しぶりのマウンドに感慨深げ。「自分たちのやってきたことを発揮さえすれば、おのずと何かが見えてくるでしょう」と、現役選手たちへエールを送った。

 18日は東千葉大会で「始球式リレー」が行われ、銚子商OBの木樽正明さんが務める。