北照の左横手投げエース原田桂吾(3年)が、自己最多となる毎回の12奪三振の活躍を見せ、初戦突破に大きく貢献した。1回の先頭打者に中前安打を許すも、その後は14人を連続アウト。足がつり始めた7回に1失点したが、追加点は許さなかった。原田は「今日はコントロールが良かった」と笑顔で試合を振り返った。

 上林弘樹監督(39)は「相手の投手の状態がものすごく良い中、原田を含めチーム全体が粘り強く戦ってくれた」と満足そうだった。