78年ぶりの夏の甲子園を狙う島田商が、同じ伝統校の掛川西に大勝した。決勝進出は、全国大会が戦争で中止となった1941年(昭16)の第27回大会県優勝以来77年ぶりとなる。

 相手エース川合勇気(3年)をとらえ、初回に4点、2回に2点を奪い、試合を優位に進めた。接戦が予想されたが、20安打18得点。第4シードが第5シードを圧倒した。

 前日24日の静岡市立との準々決勝では延長14回、211球で完投したエース小林史弥投手(2年)は、6回から登板。9回までの4回を6失点も、タフさを見せつけた。

 27日に行われる決勝では、2年ぶりの頂点を目指す常葉大菊川と対戦する。