30年ぶりの決勝も、夏の甲子園初出場は届かなかった。鎌倉学園(南神奈川)小島和也投手(3年)が、初回に横浜・万波に中越え適時二塁打を許し2失点。3回にも万波に左越え2ランを浴び、リズムに乗れずにこの回途中で降板した。
横浜ペースの流れを救援陣が食い止めた。2番手・大浦駿人投手(3年)が、3回以降6安打を打たれながらも5回1失点と好投。3番手・新倉将大投手(3年)も2回1失点と踏ん張り最終回の反撃につなげた。春の県大会準決勝で横浜にKOされていた大浦は「(春の)リベンジをしたかった。高めに浮かないように意識して丁寧に投げた。春よりも成長した部分を見せられたと思う」と話した。
打線は9回に板川、万波を打ち崩して3点を奪い、一矢報いた。昨秋コールド勝ちした横浜が、春夏と本気で向かってきた。1歩も引かず堂々と戦った姿に竹内智一監督(36)は「イニングによって絞り球を変えたが、1対1の駆け引きで相手が上回った。指導者としての私の未熟さです。1時間で10点取られていたチームでしたが、ここまでよくやりました」とたたえた。「次の100回に向け、この試合を財産として進んでいきます」。竹内監督は笑顔で前を向いた。【松熊洋介】

