巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)が開幕戦で「レジェンド始球式」に登板。ノーワインドアップから速球を投げ込んだが外角低めワンバウンドで捕手のミットに収まった。
松井氏はワンバウンドに思わず頭を抱えかけたが笑顔でマウンドを降りた。
開幕戦は松井氏の母校・星稜(石川)と藤蔭(大分)が対戦。真っ赤なグラブを左手にはめた松井氏は後攻を取った後輩ナインをバックに山瀬慎之介捕手(2年)の構えるミットめがけ藤蔭の1番打者、橋本和真外野手(3年)に投球した。
大役を終え「夢のようです。やっぱり甲子園のマウンドは未経験なので、経験不足が露呈してしまった。『甲子園の魔物』に襲われたと思います」と話した。
第2日以降、「レジェンド始球式」に登場するのは以下の元甲子園球児。
8月6日=石井毅(箕島)
8月7日=定岡正二(鹿児島実)
8月8日=牛島和彦(浪商)
8月9日=平松政次(岡山東商)
8月10日=谷繁元信(江の川)
8月11日=水野雄仁(池田)
8月12日=本間篤史(駒大苫小牧)
8月13日=坂本佳一(東邦)
8月14日=中西清起(高知商)
8月15日=安仁屋宗八(沖縄)
8月16日=板東英二(徳島商)
8月17日=金村義明(報徳学園)
8月18日=中西太(高松一)
8月20日・第1試合=桑田真澄(PL学園)
8月20日・第2試合=佐々木主浩(東北)
8月21日=太田幸司(三沢)井上明(松山商)