近江が逆転勝ちで初戦を突破した。

0-3の8回1死三塁、9番瀬川将季外野手(3年)の2ランから5連続安打で一挙5得点。勝ち越しの4点目は、今夏の甲子園にも出場したスーパー1年生・土田龍空(りゅうく)内野手の左中間への適時二塁打から生まれた。遊撃手としても好守を見せ、多賀章仁監督(59)は「土田はおじいちゃんが福井の人で、やってくれるかなと思って3番ショートにしたけど、やっぱりやってくれた。守りでいいプレーをしてくれた。1年生としては抜けてるね。すごい身体能力」と褒めちぎった。

土田は「大舞台を経験してこういった舞台でも緊張せずにできるようになった」と笑顔を見せた。