八戸学院光星(青森1位)が7-3で花巻東(岩手2位)を破り、3年ぶりのセンバツ出場を確実にした。

3回表の先頭で太山皓仁捕手(2年)が甘く入った直球を右翼スタンドに運び先制すると、打者一巡の猛攻で一挙5点を先制した。7回にも伊藤大将内野手(2年)の押し出し四球で加点すると、8回には下山昂大内野手(2年)の左中間適時二塁打で7点目。投げてはエース右腕・後藤丈海投手(2年)が9安打を打たれながらも、2つの併殺などで要所を締めて、3失点(自責1)完投した。

チームを勢いづける1発を放った太山は「流れを変えるホームランを狙っていた。気持ち良かったです」と笑顔。仲井宗基監督(48)も「大きな1戦。苦しいゲームでしたが、粘り強く光星らしい野球で戦ってくれました。選手たちの神宮大会に出たい気持ちが強かったのでしょう」とたたえた。

18日の決勝では盛岡大付(岩手1位)と対戦する。