春日部共栄(埼玉1位)が山梨学院(山梨2位)に逆転勝ちし、96年以来22年ぶりの決勝進出を決めた。

エースで4番の村田賢一投手(2年)がこの日もチームを勝利に導いた。投げては6安打1失点(自責0)完投。味方の失策で1点を失ったが、9奪三振を奪うなど、相手打線を寄せ付けなかった。打っても1点を追う8回2死一、二塁で同点の右前適時打。その後、5番の石崎聖太郎主将(2年)が中前適時打で続き、逆転に成功した。

本多利治監督(61)は「村田が今までで一番良かった。やっぱり勝ったのは村田のおかげです」とエースへの称賛を惜しまなかった。