大阪桐蔭は準々決勝敗退となり、来春センバツ出場に当確ランプをともせなかった。2回2死二、三塁から連打を浴び逆転されると、先発の新井雅之投手(2年)が3者連続四死球を与え、痛恨の4失点。西谷浩一監督(49)は「回が浅かったので、その後にもう1、2点取れていれば良かったのですが、なかなか思うようにいかず、苦しい展開になってしまいました」と振り返った。

攻撃では4回から7回まで3者凡退。守備でも悪送球など失策が続いた。8回に1点を返したが、反撃は及ばなかった。西谷監督は「何とか勝ちたかったというのが本音」と悔しさをにじませた。

大阪桐蔭は昨年と今年のセンバツで連覇。来春甲子園に出場すれば、史上初の3連覇も期待される。近畿の出場枠は「6」。順位に試合内容も考慮され、来年1月25日の選考委員会で出場校が決定する。