第91回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)に出場する32校主将による「キャプテントーク」が14日、大阪市内で行われた。平成最初の選抜優勝校、東邦(愛知)の石川昂弥主将(2年)は平成最後の覇者になることを誓った。

「平成初優勝の時に父親がいて、平成最後で自分に回ってきた。東邦が優勝して締めくくりたい」。父尋貴さんは1989年(平元)の優勝時に同校野球部に所属していた。ベンチ入りはかなわなかったが、捕手としてプレーした父からは「頑張れと言われました」とエールを受けた。不思議な運命の巡り合わせを感じながら、投打の二刀流で注目される大黒柱が甲子園に乗り込む。