第91回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園)に出場する32校主将による「キャプテントーク」が14日、大阪市内で行われた。

広陵(広島)の秋山功太郎主将(2年)は履正社(大阪)に関心を寄せた。「野球を通じて学んだことは」という司会者からの質問に、履正社の野口海音(みのん)主将(2年)は「人間的な部分です。スリッパをそろえる、ゴミを拾うなど、それがプレーにもつながる」と回答。

広陵の中井哲之監督(56)も野球以外の観点に重きを置くなど、人としての成長を大切にする指導方針。秋山は「うちと似ている。履正社とやってみたい」と名門校の主将に興味深い視線を送っていた。