明豊(大分)が10年ぶりセンバツの初戦で、大会屈指の左腕打ちに燃える。第2日第2試合で優勝候補の横浜(神奈川)と対戦。最速153キロ左腕、及川雅貴投手(3年)との対決となった。

川崎絢平監督(37)は「スライダーも普通の投手の球速くらいある。見極めが大事になる」と警戒しつつも「春の練習試合で140キロを超える左投手と対戦してきた。この冬を越えてみんなスイングスピードも上がってきた」と手応え十分。「個人的にもこんな強豪と対戦できて楽しみです」と打力が武器のチームらしく好投手を攻略して初戦突破を図る。