筑陽学園(福岡)の「2世コンビ」は開会式リハーサルに心躍らせていた。

樟南(鹿児島)で夏準優勝した父福岡真一郎さんの長男、大真外野手(3年)は「緊張しなかったけど、特別な感じですね」。西日本短大付で夏優勝した主将だった中村寿博・日本文理大監督の次男、敢晴(かんせい)内野手(2年)は「すごい。広かった。兄も父も来ていた甲子園。仲間入りですね」と言葉をはずませていた。26日の初戦(対福知山成美)を前に、甲子園の大きさも実感していた。