U18高校日本代表第1次候補による「国際大会対策合宿」の最終日が7日、奈良県内で行われ、2泊3日の全日程が終了した。

永田裕治監督(55)は「日本一のその先に世界一を狙う、こちらの意図は選手たちに伝わったんじゃないか」と満足そうに話した。

6日の紅白戦で国内高校史上最速の163キロの直球を投げた大船渡(岩手)の佐々木朗希投手(3年)も「世界一になるには相当な覚悟が必要と分かった。もらった刺激を糧に頑張りたい」と決意を新たにしていた。この日はキャッチボールやストレッチなど軽めの調整。「腕の張りなどはいつもと同じくらいです」と話した。

最終的な代表メンバーは8月の甲子園大会後に決まり、8月末から韓国で行われるU18W杯で初の世界一を目指す。