今春のセンバツに21世紀枠で出場した石岡一が“打倒私立”をモットーに、初の夏の甲子園出場に挑む。

初戦は、12日に土浦湖北と水海道二の勝者と対戦することが決定。酒井淳志主将(3年)は「相手がどうこうはない。守備からリズムを作っていきたい」と話した。

石岡一の鍵を握るのは、プロも注目するエースの岩本大地投手(3年)。今春の練習試合では、強豪の浦和学院(埼玉)相手に勝利。自信を深めた。順当に勝ち進むと、準々決勝で春の県大会王者藤代とぶつかる。「(昨年の金足農のように)旋風を巻き起こしたい」と力を込めた岩本。茨城の雑草軍団の夏がスタートする。【倉田祥太】