金沢総合(神奈川)は2年春から左投げに転向した近藤圭悟外野手(3年)がチームを盛り立て、上鶴間を11-1の5回コールドで下した。

遊撃手だったが、中2で手術した右肘を再び痛めて左投げに転向。「1番左翼」で出場し無安打ながら、守備でも大きな声で味方を鼓舞した。昨年冬に母泰子さん(51)を病気で亡くす苦労もあったが、「みんなの期待に応えられた。母に一番に喜びを伝えたいです」と笑顔で話した。