試合巧者の江戸川学園取手が好投手を打ち崩し、3回戦進出を決めた。

3回、相手失策の間に先制すると、9回に土井天真(てんま)投手(2年)がダメ押しとなる中前適時打を放ち、勝負を決めた。

佐和は“佐和史上最強”との呼び声高い2枚看板が打ち込まれた。最速140キロ右腕で“佐和のダルビッシュ”との異名を持つ黒田晃大投手(2年)は、「変化球のストライク率が悪かった。(味方のエラーはあったが)そこを取り返さないと…」と振り返った。

7回から登板した右のサイドスロー岡崎亮太投手(3年)も「インコースに投げきれなかった」と話した。

江戸川学園取手は、16日に水戸葵陵との対戦が決まった。