プロ注目右腕の京都翔英・遠藤慎也投手(3年)が涙をのんだ。雨でぬかるむグラウンド状態の中、初回から力投。

自己最速145キロの直球を武器に初回を3者凡退で切り抜けると、8回まで124球を投げて2失点。打線は8回裏に1点を返し、反撃ムードが高まったが、遠藤は9回表に先頭から4者連続で長短打を浴びるなど打ち込まれ、この回の途中にマウンドを降りた。球場を出る際、多くの観客から称賛の拍手を送られた。