札幌国際情報が、高校日本代表候補の小林珠維投手(3年)擁する東海大札幌に競り勝ち、初の決勝に進出した。南北海道大会での公立校の決勝進出は、14年の小樽潮陵以来5年ぶり。春夏通じ初の甲子園切符に向け、元日本ハムの有倉雅史監督(52)は「しっかり相手を分析して、1つ1つ、いつも通りのことができれば」と話した。

9回1失点完投のエース原田航介(2年)は「前の試合は投げ急いでしまったので、修正できたのが良かった。守備にも助けてもらった。決勝戦もチーム一丸となって戦いたい」と話した。