橘が、7回コールド負けを喫した。最速143キロ右腕のエース堤隆晟投手(3年)は先発せず、3-7と劣勢の4回1死二、三塁で登板した。四球で満塁として、適時打と押し出しで2点の追加点を許した。2回3分の2、3安打2三振、自責点1が高校ラストのマウンドだった。

試合後は「自分の最高のピッチングができなかったのは悔しいけど、最後、楽しく投げられたので悔いはないです」と晴れやかな顔で話した。卒業後については「悔いは、ないかな。これで終わっても、自分の野球人生に誇りを持てるので」と未定ながらも野球から離れることを示唆した。