日野が1986年(昭61)の第68回大会以来、33年ぶりに8強進出を決めた。

初回に先制されるも、先発の古谷陽哉(3年)と2番手の鳥本英希(2年)が、粘りの投球で2回以降無失点の投球。打線は、3回に相手の失策が絡み逆転すると、4、5回にも1点を追加した。

谷口顕監督(47)は「打線がよくつながってくれたし、投手もよく粘った」と選手をたたえた。主将の木下裕登(3年)は「8強は目標にしていたので、ここまで来られたことがうれしい」と笑顔。チームの快進撃の要因に「初戦に先に3点を失ったが、自分たちで8点取り返して自信がついた」と、守山戦(2回戦)を振り返る。「(次に対戦する)光泉さんには、点を取られると思うが、とりかえす気持ちで戦いたい。日野高校野球部が日野町を盛り上げたい」と意気込んだ。