北北海道代表・旭川大高主将の持丸泰輝捕手(3年)が、プロ志望届を提出する意向を表明した。初戦敗退から一夜明けた8日、チームとともに帰道。今後について「プロ志望届を出すことは決めています」と強い口調で話した。

優勝候補の星稜(石川)と対戦した7日の1回戦は、4回に先頭でドラフト1位候補右腕のエース奥川恭伸(3年)から、強烈なライナーの中前打を放った。9回には右翼への打球が浜風に戻され右飛に。「タイミングが合ってきて、もう1打席あれば、とらえられたかもしれない。そう思うと悔しい」と振り返った。

2年連続での1点差敗退を、将来への糧とする。「奥川投手の球は手が出ないようなものもあった。僕の技術不足。あのレベルに対応できるよう練習して、プロから声が掛からなかったら大学で続けて、さらに上にいけるように頑張りたい」と話した。