「7番DH」で先発出場した西純矢投手(3年=創志学園)が2本塁打を含む4打数3安打8打点と大暴れした。

第1打席こそ中飛に倒れたが3回の第2打席で左犠飛。4回の第3打席で左越えへ今大会チーム初本塁打となる3ランを放った。5回の第4打席では左前へ2点適時打。仕上げは6回、またしても左越えに2ランを打ち込んだ。

西をDHで起用した永田監督は「西か宮城(興南)で迷ったんですが、西の目が輝いていたのでスタッフと話して決めました。大当たりでした」と喜んだ。

西は「1本目は入らないと思ったんですが、2本目は狙っていたので入ったと思いました。1試合2発は2回目ですが木製では大変なので打てて良かった。1日8打点は初めてなので驚いています」と笑顔で話していた。

◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。日本は04年から高校日本代表で臨み過去は準優勝が最高。参加12チーム(A組=韓国、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニカラグア、中国、B組=日本、米国、台湾、パナマ、南アフリカ、スペイン)。1次ラウンド(R)は2組各6チームで総当たり戦、各組上位3チームがスーパーRに進出。スーパーR上位2チームで決勝を争う。

◆球数制限 今大会から導入。1試合49球以下は連投可能。50~104球は中1日、限度の105球に達した場合(打席中に達した場合、その打者との対戦終了まで投球可能)、中4日空けなければならない。