秋田では由利が7-1で秋田南を破り、県大会出場を決めた。
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父さん、甲子園に行こうぜ! 由利の「1番遊撃」安保(あんぼ)勇咲内野手(2年)が、打って、走って、守って、県切符をつかんだ。安保天志監督(48)の長男で、主将にも立候補。「家では父さんですが、学校では監督さん。常に野球の話をして通じ合える部分はプラス。まずは県で圧倒して東北大会に出場し、センバツに出たい」と父子鷹で初聖地に挑む。
1点を先制された1回裏に四球で出塁すると、同点のホームを踏んだ。6回に1死二塁では中越え適時三塁打を放って追加点を挙げ「今大会1本もヒットを打っていなかったので、ボールを強くたたくイメージで打てた」とガッツポーズで士気も高めた。
2死後が圧巻だった。三塁走者として相手バッテリーの隙を見逃さなかった。「投手の背中を見て決まったと思った。常に次の塁を狙う自分の仕事が出来た」。相手左投手がセットポジションに入ると同時にスタートを切り、ヘッドスライディングで捕手のタッチをかいくぐってセーフ。一気にたたみかけた。5回の守備でも巧みなフットワークで併殺を奪うなど、チーム無失策の中心を担った。
1年夏は県4強、今夏も8強だが、同校は春秋の県大会では、意外にも未勝利だ。6月30日に行った大船渡(岩手)との練習試合では佐々木朗希投手(3年)と対戦。「1つ1つの球が違った。でもそういう投手を意識することは出来た。県大会初勝利で勢いをつけて、チーム1つになって野球を楽しみたい」。一致団結した“家族”の中心となって導く。【鎌田直秀】

