専大松戸(千葉)・横山陸人は「悔しさ」を糧に成長した。

昨秋、県大会3回戦で敗れると「自分の引出しの無さが悔しかった」と、冬はアウトローに入るカーブを習得。5キロの体重増で下半身重視のフォームに改造し、サイドスローからの球威のある真っすぐは最速148キロに。カーブを巧みに操り、緩急ある投球で本格派に成長した。

上一色中では全国大会決勝で宇ノ気中・奥川(現星稜)に敗れた。甲子園での再戦はかなわなかったが、次はプロの舞台で。横山の勝負は続く。