白樺学園は6年ぶりの4強入り。11日は休養日で、12日に札幌円山で準決勝が行われる。

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2番細谷脩有(しゆう)右翼手(2年)が「長打のDNA」で試合を決める3点を奪った。1-0の2回2死満塁、右中間に走者一掃の適時二塁打。釧路工OBの父信幸さん(58)は79年夏の甲子園で、代打出場し、通算300号のメモリアルアーチを放っている。チームは6年ぶりの4強入りで「代打ではなくスタメンで本塁打を打ちたい」という目標の甲子園へ、あと2勝とした。(麻生)

 

▼東海大札幌・大洞元樹主将(2年) 序盤点を取られたが最後まであきらめないで戦った。つなぐバッティングの意識が足りなかった。まだまだ未熟。課題を見直したい。

▼東海大札幌・上村塁投手(2年) 調子は悪くなかったが、フォームが崩れ球が浮いてしまった。立ち上がりの失点が悔しい。全道大会は雰囲気が違い、のまれてしまった。球質とコントロールを磨きたい。