天理(近畿・奈良)の1年生、瀬千皓(せ・ちひろ)外野手が3安打5打点と打ちまくり、準優勝した08年以来11年ぶりの白星をつかんだ。

瀬は4回に左翼席へ先制の2ラン。5-5の同点の7回2死満塁ではスライダーに食らいつき右翼越えの3点勝ち越し三塁打を放った。

4日の近畿大会決勝では背番号「20」ながら、5番でスタメン出場し、左翼へソロ本塁打を放っている。ベンチ入りが2人減った神宮大会でも背番号「17」でメンバー入り。OBで元近鉄の中村良二監督(51)のスタメン起用に応えた。