中日根尾らで18年春夏甲子園を連覇した大阪桐蔭が、来春センバツで2年ぶりに聖地へ帰ってくる。

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捕手争いにも注目される。吉安遼哉(2年)は近畿大会直前の10月18日の練習中に走者にタッチした際、左手親指を剥離骨折。無念の離脱となった。12月から全体練習に復帰してセンバツでのレギュラー奪取を目指す。今夏の大阪大会は一塁手として出場し本塁打もマーク。新チームで本職の捕手に戻った。「どうしても捕手がやりたかった。清水とは切磋琢磨(せっさたくま)している」。一塁での起用も含め、吉安の復帰は攻撃の幅を広げそうだ。