球速、飛距離、俊足等々「○○自慢」がそろう今秋ドラフト候補を紹介する。初日は高校生編。

盛岡一・高橋怜大(れお)内野手は唯一の「佐々木朗希から本塁打男」だ。昨年7月7日の練習試合でスライダーを七夕弾。憧れの西武山川をイメージさせる放物線を描き「プロ志望届を出せる選手に」と東京6大学志望から変えた。「朗希さん以上の投手はいないので心の余裕が持てていますし、山川さんのように甘い球は必ずスタンドに持っていきたい」。稀勢の里(現荒磯親方)似の強打者がアピールする。