道内の高校野球部は今-。新型コロナウイルス感染拡大でセンバツは中止。道内も春季全道が中止となり、各地区大会だけが5月中旬に延期されて行われる。

各校の活動は、公立校は一斉に休止中で、私立校は再開しているチームもあれば、4月中旬ごろまで自粛するチームもある。日刊スポーツでは独自に活動状況を調査。この状況下、どのような思いで球春を待っているのかを探った。

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昨夏の北北海道大会王者・旭川大高は、3月20日から短時間で、密集を避けるなど対応しながら練習を再開した。

だが、対外試合は学校方針で19日まで自粛することが決まり、当初5日に予定していた初の練習試合が最短でも25日以降に延期。

20日以上遅れることになるが端場雅治監督(50)は「じたばたしても仕方がない。今やれることをやるだけ」と話していた。