道内の高校野球部は今-。新型コロナウイルス感染拡大でセンバツは中止。道内も春季全道が中止となり、各地区大会だけが5月中旬に延期されて行われる。

各校の活動は、公立校は一斉に休止中で、私立校は再開しているチームもあれば、4月中旬ごろまで自粛するチームもある。日刊スポーツでは独自に活動状況を調査。この状況下、どのような思いで球春を待っているのかを探った。

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稚内大谷は3月27日から、学校が運動不足解消のために施設を開放しており、野球部もグラウンドで自主トレーニングを行っている。全体練習は始業式翌日の10日から。本間敬三監督(35)は「こういう状況の中、場所を使わせてもらえるのはありがたいこと」と感謝した。対外試合は、11日に予定していた札幌遠征が中止になり、18日に旭川実、名寄との対戦を検討している。