夏季岩手県高校野球大会・北奥地区予選の組み合わせが18日、決まった。

東北地方の代替大会のスタートでもある7月1日の開幕カードは、水沢商-専大北上戦に決定した。

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専大北上が4年ぶりの夏初戦突破となる東北1番星で、春夏通算6度の甲子園経験校の意地を示す。昨夏も初戦の難しさを経験した粟野元斗主将(3年)は「甲子園はなくなったけれど、支えてくれた方に恩返しするためには優勝しかない。練習から緊迫感を持てています」。

練習試合では夏連覇中の花巻東や、盛岡大付、一関学院にも勝利しており、手応えをつかみつつある。元プロの中尾孝義前監督退任後、及川将史監督が復帰した初陣勝利で勢いをつける。