夏季北海道高校野球釧根地区大会に出場する武修館が今夏、現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった古関裕而氏の作曲した校歌を1回でも多く歌おうと、練習に打ち込んでいる。

66年9月の創立記念式典で制定された校歌は、作詞が藤浦洸氏、作曲を古関氏が手掛けた。主将の迫田夢人(むうと)左翼手(3年)は「武修館を象徴する歌。勝って歌って、知ってもらいたい。他の運動部は大会がなくなったのに、野球はできる。他の体育コースの仲間の分まで全力で戦いたい」と意気込んだ。20日に行われた釧路北陽との今季初の対外試合は3-4で敗れたが、迫田主将は「チームも個人も課題がみつかった。大会までにしっかり修正して、北北海道の1番を目指したい」と前を向いた。