加美農は部員11人で4年ぶりに単独出場したが、11年ぶりの夏勝利には届かなかった。

エース左腕・桑島直生主将と4番氏家崇文内野手の3年生2人がチームをけん引。1年生8人がベンチ入りの若いチームは初回、1点を返す粘りも見せた。誕生日を翌日に控え、17歳最後の試合を終えた桑島主将は「創立120周年に同じメンバーでやれて良かった。ひたむきな野球を貫いて勝ってほしい」と後輩9人に夢を託した。