ドラフト候補の明石商1番来田涼斗外野手(3年)は、2打数2安打1打点2四球の全打席出塁で打線をけん引した。

前日に自分の手で頭を五厘刈り。最後の夏へ引き締め直して臨んだ初戦だった。4回先頭の最初の打席では、深く守っていた左翼手の手前に落ちるヒットで出塁。5点目のホームを踏んだ。打者一巡した2打席目は中前安打が敵失を誘い、追加点を呼び込んだ。初回は先制につながる四球出塁。「初回の先頭で塁に出れてよかった。明商のペースに持ち込めたと思う」と振り返った。

▽阪神和田テクニカルアドバイザー いつでもファーストストライクから振る準備ができている。追い込まれてから足の上げ方を工夫しながら修正している。

▽オリックス乾スカウト 彼の強さは本番に強いところ。当然の結果なのかなとも思います。