仙台が、12年夏の3回戦以来8年ぶりになる利府との公式戦対決を5-1で制し、前回敗れた借りを返した。

初回裏1死二塁、2試合ぶり出場の3番坪田孝太郎外野手(3年)の中前二塁打で先制。中盤まで得点を重ねて逃げ切った。坪田は3回戦の仙台城南戦で右ひざ裏に死球を受けて途中退場。この日に合わせて調整してきた。

主導権を握る値千金のテキサス安打に坪田は「センターフライかなと思った。(二走の)金井(拓未内野手)がいい判断をしてくれた」と先発唯一の2年生をたたえた。

▽利府・針生藍斗外野手(3年=先頭打者で初回、左前打で出塁)打ったのはインコースのスライダー。勝ちたかったし、もっとみんなと野球をやりたかった。