武修館・主将で4番の迫田が2安打2打点の活躍をみせた。7回1死二、三塁で左翼へ2点適時二塁打。

「地区ではあまり打てていなかったので、結果的に打てたのでよかった」。生まれつき右膝蓋(しつがい)骨が2つに分かれている病気を持ち、日常生活では階段をのぼるのに苦労することもあった。高校野球に懸ける思いで、1年冬に監督の後押しもあり手術を決断。この日見守った両親に勇姿を届けた。「甲子園には出られないけど、北北海道の頂点を目指したい」と勝利での恩返しを誓った。

▽武修館の小林正人監督(32) 守備がよかったので攻撃に流れがつながった。もう1回気持ちを立て直して、明日に備えたいと思います。一発勝負なので、とにかく練り直します。