広島新庄ナインが、恩師に1勝をささげた。春夏通算6度の甲子園を経験した迫田守昭氏(74)が3月31日で監督を退任。センバツが広島新庄での最後の舞台だったが、中止となり、甲子園の土を踏むことができなかった。

先発したエース左腕、秋田駿樹投手(3年)は6回5安打2失点の好投。打者の内角を突き、低めに集めた投球で天理打線を抑えた。「今まで教えてくださった感謝の気持ちを持って投げました。会ったらありがとうございましたと言いたいです」と話した。