来春センバツ出場をかけた戦いが、東京でも始まる。

秋季高校野球東京都大会1次予選が12日、開幕する。264校241チームが参加。1次予選は24ブロックに分かれて対戦し、各ブロックから2または3チームが勝ち抜き、64チームによる本大会(10月17日開幕)に進む。本大会は、来春センバツ出場校を選ぶ重要な判断材料。優勝すれば、センバツ出場が大きく近づく。

今夏の西東京大会で優勝し、東東京優勝の帝京との東西決戦も制した東海大菅生は、12日に小川との初戦を迎える。栄塁唯主将(2年)は「自分たちが目指しているのは日本一です。まずは、ブロック予選を頑張らないといけません。1つ上は王者でしたが、自分たちは挑戦者の自覚を持って戦いたい」と意気込みを語った。

帝京は13日に聖パウロ学園と初戦を行う。

なお、1次予選は無観客で実施される。夏の独自大会では入場を認められていた保護者も、今回は入場できない。東京都高野連は、現時点では、本大会から有観客とする方針。また、夏に導入した2時間20分の時間制限は行わない。タイブレークは、従来通り延長13回からとする。