今夏の南王者・札幌第一が主砲の先制パンチで準優勝した18年以来2年ぶりの全道切符をつかんだ。

初回2死三塁から4番伊藤鴻成一塁手(2年)が公式戦初となる右越え2点本塁打。「前の2試合は4番の仕事ができなかったので今日は良かった」。練習試合では7番まで打順を下げたこともあったが、持ち前の長打力はチーム随一。「自分たちも優勝して春の甲子園に行きたい」と力を込めた。

▽夏に続いて地区を突破した札幌第一・菊池雄人監督(48) 大人びていた前チームに比べて(新チームは)じゃじゃ馬。勢いに乗ると力のあるチームなので引き出せるようにしたい。