高知と昨秋四国王者・明徳義塾との決勝は、延長12回まで1-1で譲らず、規定により日没コールドで引き分け再試合となった。

明徳義塾は好機を生かし切れず5回のスクイズによる1点にとどまった。

相手エース森木の低めを捨てるなど見極めを徹底。他に4度得点機を作ったが、馬淵監督は「うちにもうちょっと打撃がきくヤツが2人ぐらいおったら3、4点取れてたね。お互いが決めるときに決められなかった」とうなった。

13日午後1時半から行われる再試合へ「まだ結果は出てない。必死になって食いついていくだけ」。193球で完投したエース代木は10日の準決勝で87球を投げており、「1週間500球」の球数制限まであと220球ある。