11日の決勝戦で大会規定のため延長12回で日没コールドにより再試合となった高知-明徳義塾の一戦。

明徳義塾が先手を取った。3回2死満塁から押し出し死球で先制。なお満塁とし、押し出し四球を含む4連打。打者一巡の攻撃で、この回一挙6点を奪うビッグイニングとなった。

試合は5回を終わって明徳義塾が6-0でリードしている。

11日の決勝で170球を完投した高知の最速151キロ右腕・森木大智投手(2年)は先発せず、「1番・中堅」で出場。10日の土佐塾との準決勝で先発した高橋克弥投手(2年)が先発マウンドに上がったが、2回2/3を5失点で降板した。

明徳義塾は、3試合連続でエース左腕の代木大和投手(2年)が先発。先頭から連続三振を奪い、2回には3者連続三振。4回までで1安打7Kの力投を見せている。代木は10日準決勝の高知中央戦で87球、11日の高知戦では193球を投げており、この2日間で計280球。1投手1週間500球の球数制限により、この試合の上限は220球となる。

高知・浜口佳久監督(45)だけでなく、明徳義塾を率いて30年の馬淵史郎監督(64)でさえも「初めて」という決勝再試合となる。