日本高野連は11日、第93回選抜高校野球大会(来年3月19日開幕、甲子園)の21世紀枠の各地区候補9校を発表し、九州は具志川商(沖縄)が選ばれた。

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具志川商は秋季沖縄大会で興南を破るなど初の準優勝を飾り、春秋通じて初出場した九州大会でも東海大熊本星翔を破って1勝した成績を評価された。

最速144キロのエース新川俊介投手(2年)と伊波勢加投手(2年)を軸に、投手力で勝ち進んだ。15年秋と春は部員不足で、他の部活から選手を借りたこともあった。現在は所在地のうるま市を中心に、全員が地元出身の部員33人で一丸野球。「地元から甲子園」を合言葉に吉報を待つ。